考え事

人間やめたくなりませんか

ちょっと抹香くさい話をしよう。 若い頃に仏教にカブレた。世間によくいる面倒くさいタイプのひとりである。おかげで今でも西洋哲学の用語がピンとこなくて、文言をいちいち馴染みのある仏教用語に置き換えて咀嚼する始末と相成っている。仏教哲学だって十全…

あれから

わりと子供のころから終末論に心を寄せるタチで、なにかというと「大地震が起きないかな」と現実逃避な妄想をしていた。世の中が引っくり返るような大事件が起きて、身の周りの気に入らないアレも上手くいかないコレも一瞬で有耶無耶になったりしないかなと…

「説明しよう!」(突然始まるナレーション)

先月の受かる気がしなかった試験(→参考)だが、何故か受かっていたらしい。お蔭様で来年はさらに劣化しているであろう脳みそを絞り上げなくて済むのは有難いことである。ただこれは1次の筆記試験にすぎず、このあとの2次試験である実技も自動的に受けねばな…

ワインもいるよね

よんどころない事情によりしわ寄せが来て、ひとの仕事をつぶさに分解し吟味して材料を足し、もう一度丸めて捏ねて焼き直す作業に忙殺されておった。死ぬかと思った、脳細胞の何割かが。日に2〜3回は先方から電話が掛かってきて煽られるわ、心配した上長が絶…

高校生の鞄における力学的考察

高校生諸君の鞄の持ち方には流行があるらしく、いつからだったかこうして持ち歩いているのをよく見かけるようになった。 教科書やらノートやら重い荷物の代表である本や冊子がざくざく入っている鞄を毎日持って歩くのはさぞ大変だろう。などとつい年寄り染み…

東北復興支援オーナー制度まとめ

さて、給料日である。 前にも牡蠣のオーナー制度(http://sanriku-oysters.com/owner.html)をご紹介したけども、今回は各種オーナー制度をリストにしてみたいと思う。さあ、いってみよう。 農林水産省 青森県『東北復興応援りんごオーナー制度』 年間 8,000…

復興支援酒場

さて給料日である。 大手居酒屋チェーンのブラック企業振りが明らかになったばかりなので、少々プッシュし難いタイミングなのだが、復興支援酒場というのが営業している。利益を全額被災地3県の県庁へ寄付するという非営利の酒場なのだそうな。 メニューは被…

復興ファンド

さて、給料日である。 震災から10ヶ月、福島も収束の目処が立たないし、被災地は活動が緩慢になる一番厳しい季節に突入している。いつまで震災後が続くのだろう。地道な活動にも息切れしてきたのか変に馴れてダレてきたのか、ここにきて風に吹かれるタンポポ…

種を播く

さて、給料日を過ぎたので。 12月22日にアップロードされた現在の様子を伝える動画、『雪の南三陸町』。 ああ、さぶい‥‥裸の鉄骨にちらつく雪が寒さを増幅する。津波が舐めた痕は吹きっさらしの更地となっている。 地元の経済を回さなくちゃいけないというの…

手仕事の復活

給料日が過ぎてしまった。 被災地のあちこちで少しずつ手仕事を商品化しようという動きが広まっている。 大槌復興刺し子プロジェクト PEACE JAM まだ小さな動きだけども、現場から復興しようという力強くうねるような勢いを感じて、こういうのを目にするとな…

それぞれができることをできるように

さて、給料日で以下略。 今月も毎度お馴染み、『ふんばろう東日本プロジェクト』さんから。 【ミシンでお仕事プロジェクト】 つくることで笑顔に、そして経済的な自立へ。ミシンでお仕事プロジェクトは、ミシンを贈って、被災地の女性たちに元気になってもら…

冗談ですから

ひとはどうして冗談を冗談として認識できるのか。 冗談というのはつまり『嘘』であると言い切ってしまうのは語弊があるかもしれないが、あながち間違いでもない気がする。 つぶさに見ると冗談は修辞表現のオンパレードである。種類はいろいろあるけども、比…

物と金

先週の思い付きを実現すべく押入れを整理してみたら、模様替えまでいかなくとも捨てる物を捨てればなんとかなりそうだったので、古いウェアやらまだ若く細かった頃に買ったスーツやら諸々を思い出と共にゴミ袋に突っ込むことにしたのだった。 ワープア貧乏時…

台風一過

辺り一面がごうごうと鳴る夜を越えて、見事に台風一過の青空が広がる。 通勤途中に出動待機中のラフターがいるなと思ったら、案の定、街路樹があちこちで根元から傾いていた。 昨日は帰宅するのにいちばんのピークに突っ込んでしまった気がするのだけど、駅…

今年もやります東北夏祭り

さて給料日である。以下略。 震災が直撃し甚大な被害を受けた東北地方だが、だからこそ夏祭りは盛大に行いたいと、今年は特別に東北六県の全ての県が集結して7月16、17日に東北六魂祭が開催された。残念ながら私は行くことができなかったのだけど、物凄い盛…

少しずつ、前へ

さて給料日である。3ヶ月後の支援先をみてみよう。 震災が起きて少ししてから立ち上がったあるプロジェクトを、ずっと追いかけている。 西條剛央さんの『ふんばろう東日本支援プロジェクト』である。 3ヶ月前、地震が起きてすぐにとりあえず赤十字には募金し…

食べて住んで働いて

さて、給料日である。今月の支援先をみてみよう。 5月15日にアップされた、石巻市の様子である。2ヵ月後の状況ということなので、動画が撮られたのは5月11日前後かな。 だいぶ片付いてきているが、生活するには程遠い状況である。一見してライフラインもまだ…

地震直後の話と現状

帰省して親戚や友人に会って話を聞いてみると、やっぱりおおごとだったんだなぁとひしひしと実感したのだった。 うちにはテレビがないので、どの程度報道されているのか判らない。もしかしたら今さらな話なのかもしれない。繰言を述べるのも潔くないのかもし…

牡蠣

私は牡蠣が好きである。そして三陸は牡蠣の名産地なのだ。だから(だから?)牡蠣は全力で応援したい。 (画像クリックで別窓で開きます)(さらにリンク先の『日本オイスター協会』に飛ぶと、「カキペディア」「カキッチン」「オイスターツイッター」等々、…

頭を挙げて山月を望み

ゴールデンウィークには新幹線も動くようなので、少し長めに帰省しようと思う。 母校である高校にも津波の水が来たらしい。平野部だけども普段は海の気配など感じないくらい海岸線からは離れた場所だったので、よもや届くとは思っていなかった。地図に定規を…

放射能あれこれ

超がつくほどの文系脳で仕事は理系の私だが、あれやこれやでだいぶ放射能について詳しくなってきた。ところでざっくり「放射能」といってしまうひとはだいたい詳しくないひとで、正しくは放射能とは「物質が放射線を出す能力」であり、出てくるものは「放射…

個人レベルの支援

仕事上でもモノによって材料が入ってこないという事態が続いている。良し悪しは別として台風でも雪でもだいたい滞りなく、多少滞ったとしても半日もすれば平常復帰する勤勉な日本にあって、これだけ時間が経ってもまだこの状態というのが何より未曾有の証左…

がんばってるよ

仙台で社長が夜逃げして路頭に迷ったので仕事を求めて横浜に越してくるとき、原発の設備をやらないかという話もあった。我々の業界でも原発というのはかなり特殊な分野で、専門性の高い技術が要求される。私はそれまでそっち方面はやったことがなかったし、…

金麦CMの違和感

昨日のついったーでサントリーの金麦のCMがもやもやするという話が出ていたのだけど、確かに私自身もあのCM自体はキライではないのだけど、ちょっともやもやする。なんでだろうなー。 あのCMの檀れいさんはタッチの朝倉南のように男性からの支持が多いらしい…

月と地球

ひめさんの疑問の図解をCADで描いてみたよ。数字を参考にしたのはコチラのサイト。 大きさと距離の関係はこんな感じ。 CADで描くとwebに載せるにはちと線が細すぎるんだということに、いま気がついたよ。まあ、描いちゃったんで今回は気にしない方向で。 大…

保証できるもんならしてみやがれ

常識は人間性の担保。貨幣と一緒で信用が流通してるのさ。 オモイデの価値がプライスレスなように、常識でカバーできる範囲もまた有限だ。 ただ、現代社会ではそれ無しでは生きていけないのも現実だ。たかが金、されど金。常識の切れ目が縁の切れ目。良くも…

人間という物語

望むと望まぬとに関わらず、文章には生き様というのが現れてしまうんだと思う。書かれなかったことは「書かれなかったこと」として残り、誤魔化したこととは「誤魔化したこと」として残る。 ひとつの記事や言い回しを巡って喧々諤々かまびすしいやり取りをす…

少しの欠点もなく完全なさま

心持ちひとつで同じことも不幸だったり幸福だったりする。 楽しい気分で飲む酒は美味くとも、鬱々としたヤケ酒はキモチワルイ。普段の私ならどうせ飲むなら、とくるところであるがそれは置いておいて、ところで同じ行為でも因果が違えば意味合いがまったく違…

残された時間はあまりない

まだ不惑にもならない年齢だが、残された時間ということをたまに想うようになった。 十年位前、腎炎をこじらせて死に損なった。年齢など関係なくこんな風にして人は死ぬんだなと、白い四角い天井の角を眺めながら、高熱で朦朧としたまますべてを手放す覚悟を…

出来ることと出来ないこと

年の功とかジェンダー的とか地域的特権的に、私にできることなら喜んで差し出すし、漠然と役割だと思うから見返りも別に期待しない。だって出来ることしかしないし。 人から感謝されるのは、わざわざ『良かれと思って』やったことより、そういうあまり自覚し…