風邪・首が光る話

 風邪を引いているので、鳥の餌よりは若干豪華な手弁当です。
 普段食べるもので遺伝子的に一番近いのは、やっぱり豚なんだろうなぁ。
 味も近いらしいし。(本当か?)
 捕虜を食す習慣があった地域では、その対象になる漂着した西洋人を「白い豚」と呼んだとか、習慣はなくても戦時中、南方に行ってた日本人が現地人を「豚」と呼んだとか‥‥人だと思うと食べられないからっていう、悲愴な話もありますねぇ。
 で、何の話だ。そうそう遺伝子的に近い方が、消化吸収が容易いので、力をつけたいときは豚が良い、という話です。人は食べちゃイケマセン。暗いところで首が光っちゃいます(ひかりごけ (新潮文庫))からね。
 二回続けてえげつない話題ですね。もうちょっとメルヒェンなことを考えるよう、努力します。
 首が光るのは水上勉の「飢餓海峡」だと思い込んでいたのですが、違いました。
 合ってるのは海難事故だけですな。こっちは洞爺丸でした。
 そういや「氷点 (三浦綾子小説選集)」でお父さんが遭う沈没事故は、洞爺丸なのかしらん。と、ふと思った。
 ひかりごけ (新潮文庫)か‥‥うっ、しまった、まだ読んでない本があるのに‥‥。