第1波


今週は終電週間である。いろいろ重なっているんである。あわあわと慌しく時間が過ぎていく。とりあえず、風邪は治ったようだ。日にち薬というと使い方は間違っているけども、意識しなくとも身体は黙って外敵と闘い地道に修復していくのだな。頼もしい限りである。ポンコツとかいって悪かった。
逆療法で週末に受取った自転車で乗り継ぎ駅まで走っていくのもよかったのかもしれん。普通に生活していたらどんだけ仕事が忙しいといっても、息を切らせて動くことなどまずない。これじゃ代謝も上がりようがないってもんだ。そこで強制的に朝晩20分ずつヒィーハァーいうことにすると、少しでも歯車が回るというかなにがしかのスイッチが入れられるようだ。それでもやる気スイッチは入らないんだけどな。ないスイッチはパチンといわないんである。
それはともかく、数年ぶりに閑散とした夜中にぶっ飛ばす自転車もなかなかオツなもんである。ひゃっほう。いままでもなるたけ2駅歩くようにはしていたが、帰りが夜中になると一人歩きするのはなんとなく厭でここしばらくサボっていたんである。そういや自転車通勤だと何時でも帰れるから、設計事務所に勤めてた頃も便利だったんだっけ。いろんなもんが溜まってもムキになって頭の中が真っ白になるほど息を切らせて自転車を漕ぐと、わりと諸々解消したりする。そうか、いま気付いたがだから私はママチャリが半年でガタガタになるほど運転が荒いんだな。やっぱり今回の自転車はサス付きで正解だったかもしれん。疲労軽減より、車体保護の観点から。
自炊はおろか外食する時間もない、というかウチあたりは夜11時を過ぎると飲み屋以外の飲食店は開いてないので、仕方なく帰って湯せんするだけの冷凍食品などを食べているが、これが意外と自炊するよりもバラエティが出ていいかもしれないと思い始めている。量も控えめで、つい夜中にガッツリ食べてしまいがちな残業ストレスの歯止めにもなる。もっとも、冷凍食品も一巡したら同じものの繰返しになってしまうが、今は考えない考えない。そーのうちなーんとーかー なーるだーろーおー。
しかしどうしても帰宅してから床につくまで2時間くらいかかるんだよな。食べなければ、もしくは風呂に入らなければ短縮できるなどと考え始める末期症状。この仕事が終わったらおれ、ゆっくり温泉につかるんだ‥‥。