亀戸ギギギ会

またも生肉である。ヤミツキなんである。うちから亀戸まで1時間半、しかしそんな小旅行でも食べに行く価値のあるプリプリの生肉なんである。すいません、また黙って食べに行きました。

今回は東京の好青年ちゃとらん君とナマニクさん、侍功夫さん、ライターのとみさわ昭仁さん、“プロの映画監督”古澤健さんと暗黒皇帝熊と私という、なんというか錚々たる面々に囲まれて物凄く場違いな雰囲気にもめげずバクバク生肉を食べてきた。それをいったら年末の忘年会も立派な方たちばかりでどうしていいのか判らないのでどうもせず普通に飲んで喰って酔っ払ってきたんだがな。時々、どうしておれはこんなところにいるんだろうと不思議な気分になりながら。いいじゃない、人間だもの。考えてみるとネットで出会ったひとたちは前々から付き合いのある方々も趣味も深いし経験豊富かつチャーミングな方ばかり。私が人に恵まれているだけかもしれないが、カッコイイ大人ばかりだ。
でも話す内容は『ノルウェイの青森』とか『睦夫は懐中電灯』とか『セガール最新作・沈黙の臓器』とか『朝ごはんのメニューにおける2度目の協議の是非』だけどな。しかも酔った挙句に岡山の主婦にいたずら電話してるんだけどな。
モツをたらふく食べて、2軒目は‥‥どこにいったんだっけ? いい加減に酔っ払っていて店名は覚えていない。出てきた皿のことごとくにパイナップルが乗っていたことだけは覚えている。そしてそれを全部ひとりじめしたのも覚えている。あと監督が真顔でシモネタ言うことも。

なんだか判らないが楽しい飲み会であった。いい気分で酔っ払って帰途について、最後に全員睦夫スタイルで集合写真を撮っておくべきだったと、あとで臍を噛んだのだった。