今年もやります東北夏祭り

さて給料日である。以下略。
震災が直撃し甚大な被害を受けた東北地方だが、だからこそ夏祭りは盛大に行いたいと、今年は特別に東北六県の全ての県が集結して7月16、17日に東北六魂祭が開催された。残念ながら私は行くことができなかったのだけど、物凄い盛況だったようで、あまりの人出にパレードは一部予定を変更せざるを得なかったのだそうな。
個々の県でも例年通り夏祭りが開催される予定だ。

祭りは地元協賛企業などが資金を出すのが通例だが、夏祭りにはだいたい花火がつきもので、こちらの花火大会は寄付金を募っている場合が多い。詳しくはそれぞれのホームページをご確認いただきたい。
我が地元仙台でも七夕といえば5日夜に開催される前夜祭という名の花火が楽しみのひとつだった。その名も「動く七夕」というパレードもあるが、七夕そのものは直交した2本のアーケードいっぱいに吹き流し他の七つ飾りを吊るすという静的なまつりである。日中にその場に行くと混雑でエライことになるので、私はだいたい出勤前の朝か、夜にぶらっと回り道してその下を通りに行くことが多かったな。
震災後、いろいろなことが自粛されたり中止を余儀なくされている中、夏祭りはやると聞いて不覚にも涙が出そうになった。まだまだ瓦礫は片付いていない。夏を迎え、現地では虫がわいて大変なのだそうな。家族を失い、家を流され、生き残っても今度は仕事を失って、未だに先行きの見えない人も多いと聞く。
祭りは鎮魂でもある。
様々な感情を抱え、いろんな乗り越えなければならないことを控えつつ、東北の短い夏をぶち上げるのだろう。仕事の都合で帰ることはできないけども、花火の寄付はしておこう。
仙台七夕花火祭HP
仙台に住んでいた頃の記事 → 『2006年08月07日(Mon) 七夕ですよ』このときの写真は朝早くにデカデンワで撮ったっけな。