手仕事の復活

給料日が過ぎてしまった。
被災地のあちこちで少しずつ手仕事を商品化しようという動きが広まっている。

まだ小さな動きだけども、現場から復興しようという力強くうねるような勢いを感じて、こういうのを目にするとなんだか嬉しい。
津波の被害を受けた海岸は、ご存知のとおり漁業が盛んだった土地である。漁船をはじめ漁に必要な物資や作業小屋などは、当然ながら海の近くにあったわけで、それらは壊滅的な打撃を受けた。漁師さんたちは働いて立ち直りたくとも、単価の安くはない装備や設備などを入手するのに大変苦労されているらしい。それを支援する団体もある。


ときどきまだキレイな子供服の古着があるんだけど、これを被災地に送っては迷惑だろうかとか、未開封ではないけども新古品のようなもの、引越しやなんかの都合で余ってしまったまだ使える家電など、役立てたいけど迷っている、というつぶやきを見かける。支援物資としては新品が一番間違いがなくていいのだろうけど、必要なものとあげたいものがばっちりマッチングさえすれば使ってもらえるかもしれない品物というのは、けっこうあるんだろう。
そういうものをお持ちの方はマッチングサイトで『欲しい』情報を探すと、行き先が決まるかもしれないので、是非覗いてみていただきたい。

特に子どものものというのは種類もたくさんあって細かくお金もかかるようだし、なにより一番に守らねばならないものだけに、できるだけ上手いことやりくりできてくれたらいいなぁと思うのだった。