肉塊1kgのローストビーフ

何故か毎年必死になってチャレンジしているクリスマス料理だが、今年はローストビーフである。
うちのちゃちいレンジに付属しているオーブン機能がまったくアテにならないことは、去年丸鶏ローストで失敗して思い知ったので、今回は圧力鍋を使うのだ。参考にしたのはコチラの『圧力鍋を使ったローストレビーフのレシピ』ですありがとうありがとう。
どうせだから思い切りよくやろうと、これまたネット通販でオージービーフのモモ塊1kgを購入。どーん。

これが1kgの肉塊の勇姿である。デカイ。
強めに塩コショウして、30分ほど置く。

届いた肉が繊維に沿って割れていたのだが、たこ糸がなかったので木綿の縫い糸でなんとなくまとめてみた。しかし普通の糸じゃどうしたって途中で焼け落ちるだろと思い直してこのあと路線変更し、爪楊枝を6本駆使してとめることにしたのだった。(たこ糸買えよ)
圧力鍋にバターを溶かして肉の表面に焼きを入れる。

いったん肉を取り出す。

肉汁の出た鍋でみじん切りにした大蒜と玉葱を炒める。

ワインを投入して鍋に肉を戻す。

このまま蓋をして3分加圧ということなのだが、レシピよりも若干グラム数が多いので4分くらい加圧し、火を止めて20分蒸らす。
鍋から肉を引き上げ、アルミホイルに包んで落ち着かせる。

鍋に残った玉葱は煮詰めてお好みで調味してミキサーにかけると美味しいソースになるようだが、うちにはミキサーがないのでつぶつぶのままディップのように添えることにした。
できあがり。

メリー・クリスマス!!
うははは、どうだ、この迫力。本当は薄く削ぐものなのだろうが、なにせ今回は1kgもある夢のローストビーフである。それに焼き固めた表面はともかく中のほうはうにょうにょと柔らかいので、素人がそんなに薄くスライスできるもんでもない。冷やせばもっと切りやすかったかもしれないけど、せっかくなので今回は分厚く切り分けてたっぷり堪能したのだった。それでもさすがに一度では食べ切れなかった。
一緒に飲んだディアブロのバーレイ・ワインもちょう美味しかったし、ああ楽しかった。次は何を作ろうか。