没後150年 歌川国芳展 @森アーツセンターギャラリー

正月は元旦から歌川国芳を観に六本木まで行ってきたのだった。

いわゆる浮世絵なのだけど、読本の挿絵も多く稲光の表現などがマンガちっくでとっつきやすい。描かれているのも怪童子水滸伝の登場人物やファンタジー系の方々。ザバッと分かれた滝や大胆な構図など、絵の力が凄いんだな。ほかにもだまし絵があったりなにかと楽しい展示であった。
行く前から欲しかったiPhoneケースも買えたので満足。

金魚柄と迷ったのだけど、やっぱり鯨がカッコイイ。熊は骸骨柄を買っていた。他にもペンケースや可愛らしい和三盆など、グッズを少々買い込んだ。
国芳は人気があっていつもムチャ混みらしいが、元旦はさすがに人が少なかったのか幸運にも割りとすいすい観られたよ。


ついでに360度カラス張りの展望室をぐるっと廻り、歩きつかれて途中でジェラートなぞを食べる。

森美術館のほうの展示『メタボリズムの未来都市展』もざらっと観て、300円で屋上に出られるというので行ってみる。

ちょうど日が落ちてからだったので、ライトアップされた東京タワーが美しい。少し角度を変えるとスカイツリーもバッチリ見えたよ。

お正月だったからいつもよりは暗い夜景だったのだろうか。東京湾も間近に見えるし、きっと天気のいい昼間には富士山も望めそう。こうしてみると六本木ヒルズはいかにも東京らしい景色が拝めるいいロケーションなんだな。