今回の工作ネタは虫である。
のみならず、ド派手な芋虫である。
しかもあまりデフォルメせずそのものを作っているのでご注意召されたし。
虫はデザインがかっ飛んでるので私もよくモチーフに使う。
半年も前だろうか、周りでちょっと話題になった虫画像があった。半透明の芋虫がぷるぷるきゅるんなヤツである。元ネタはこちら。
◆神秘の透明イモムシ!プルップルのゼリーみたいな「ジュエルキャタピラー」(画像+動画) : カラパイア
種類があるらしく、中でも縦にカラフルな色が配列された美しい半透明タイプは見た瞬間にこんなビーズがあったな、と思ったんである。透明に見えるけど切断面での光の屈折の関係か、中で反射して透けては見えない。角度によっては玉虫色にも見えるちょっと複雑な輝きを持つ玉である。友人の中にこれを作ったら欲しいという人もいたのだけど、ちょうどその頃は本業が忙しくて手が回らず、なんとなくうやむやにしてしまった。この年末に暇になったので、ふと思い出して作ってみた。
ビーズはあんまり手馴れてないのではじめは試行錯誤していたが、なにせ芋虫なのでそう複雑な形ではない。というか至って単純な形をしているのでちょっと数を計算すればなんとかなったのだった。
透明被服のワイヤーでビーズを輪にする。片側13個を両側、これが1段目。
2段目は10個、3段目は9個を内側に編みつける。両側同じようにする。
真ん中の10個も編む。
編んだら前後に隙間が出来るので、ニードルを使ってキリキリと形を整えながら穴を埋めるように前4個・後2個を編みつけて出来上がり。
ワイヤーで触覚もつけてみた。作ってみたら案外愛嬌があって可愛いじゃないか。(自画自賛)
ここから先は自重して畳むので、虫画像が平気な方のみ「続きを読む」をクリックしてくだされ。
モデルさんはこちらのAcraga coaという蛾のお子様である。
『ジュエル・キャタピラーの受難』
そんなわけで、欲しがっていた友人の元へ貰われていったのだった。
綿棒の空き容器に100円ショップの造花コーナーで買ったポトスの葉っぱを詰めて。達者でな。可愛がって貰えよ。うごうご。
貰ってくれた友人へ、いつも褒めてくれてありがとう。いやあの照れますが実は本気で嬉しいです。えへへ。
ところでこれの親御さんも格好良いな。フェルトとモールで作れそうだな。
親御さん。