アラン模様のニット帽

お友達が北海道へUターンするというので、餞にニット帽を編んだのである。

使ったのはハマナカのソノモノ ロービング。アルパカ40%、ウール30%、ラミー20%、リネン10%の混合糸で、奥ゆかしい艶が綺麗な毛糸である。

ゲージを取り、編み図を起こす。アラン模様は初めてなので、まず自分用にグレーの糸でひとつ編んでみて練習してから、差し上げる分をホワイトで作った。などと言い訳をこじつけてみたものの、実は自分もアラン模様のニット帽が欲しかったんだけど。

出来上がり。よく見ると縄編みの編み目を間違えていたりする。
小物だけど欲張っていろいろ盛りだくさんに模様を入れてみた。アラン模様には模様によって長寿や報酬や金運・成功など意味があるらしい。

縄編み、生命の木、梯子。

ダイヤモンド。

蜂の巣。

ボッブルとスプーンの変形かな。ぴょこんとくっついた玉がボッブル編みというのだが、最初はこれのやり方がよく判らなくて自分用に編んでいた1個目の最後のほうでやっと理解したのだった。本番に間に合ってよかったわ。
遠くへ越す友人へ、これから良いことがたくさんありますように。寂しくはなるけど、健闘を祈ってる。でも無理しすぎないように身体に気をつけてね。