現場用頭陀袋

仕事で現場に調査に行くことが増えてきたので、それ用の袋が欲しくなったんである。作業服には安全帯に腰袋というのが定番だが、調査や打ち合わせのときはファイルや画板を持って歩くので腰袋では間に合わない。A4がらくらく入るサイズが必要で、尚且つ脚立に登るため両手が空く斜めがけが望ましい。

縞の麻混とアクリルベルトだけ買って、あとは手持ち在庫で間に合わせることにした。

ここまで作ってからA4ファイルと比べたら、ん? 幅はいいけど深さが足りなくないか。この作ってみたら狙いより小さくなる現象に名前はあるのだろうか。仕方ないので見返しの部分を延ばして作り直す。

出来上がり。蓋はいらないのでボタンと紐で簡易的に留めるようにした。ついでに肩掛け紐のほかに、手持ち用のベルトも付けておく。ナスカンのついた革ベルトは前に作った鞄の使い回し。

裏側。あとから上部分を延ばしたので、肩掛け紐が途中から出ている。延ばした分も芯張りしてしっかり立つことは立つから、まあいいや。

修正の甲斐あってA4ファイルがすっぽり入る。画板はもう一回り大きいけど、これなら大丈夫なはず。

前ポケットはカバッと大きく、デジカメとスケールとレーザー距離計とライトとドライバーと‥‥諸々が全部入るように。これもボタン留め。

手持ち用のベルトは大きなハトメにナスカンをつける。写真がブレてしまったが、縫い目がズレているのは誤魔化せない。残念。
現場用なので汚れてもいいような頭陀袋をテケトーに作ろうと始めたのだが、いざやってみるとたっぷり8時間はかかったのだった。たまにしかやらないから手が鈍るんだよねー。ねー。