市原ぞうの国へ行ってきた

今度のカピ詣では市原ぞうの国である。千葉県の真ん中へんにあって、どうやって行くのかと思ったら横浜から高速バスで市原鶴舞バスターミナルまで1本で行けるのだった。時刻表通りなら小一時間である。もっともこの日は渋滞していて1.5〜2倍くらいかかったが。そこからはぞうの国から無料の送迎バス(要予約)が出ているし、歩いても15分もかからない。案外近いオアシスなのだった。
ぞうの国はその名の通り象が主体となっている動物園である。もともと象を幸せにするために出来たとか。象のほかにも多数の動物が飼育されており、その中にカピバラもいるのだった。

園に入ったところの池に2頭いた。鴨といっしょの柵の中。暑いのでずっと池の中でじゃぶじゃぶしていた。

隙間から顔を出すアヒルさん。ここは入り口すぐに草食動物の餌として人参とバナナを切ったものが売られており、それを貰いなれているせいか動物たちはおしなべて人馴れしていてなつっこい。ほかにもヤギやらマーラやらを愛でながら坂を登っていくと、奥のほうにあるふれあい広場にもカピバラの群れがひとついる。

池の中に豪快に竹が放り込んであって、まるで野生のようなワイルドさ。

カピバラ父さんかっこいい。

バナナにがっつくお子様たち。
ふと気配を感じて後ろを見ると

こらーっ!

反省‥‥してないな。
そろそろ移動しようとしたら、丁度ショーから象さんが帰って来るというので見学することに。

おお、柵を隔ててないとより迫力あるな。

『ぞうの国』というだけあって何頭もの象を収容できるくらい放飼場は広く、柵でいくつかのブロックに分けてある。戻ってきた象とその場にいた象との難しい象関係があるのか、合流した途端に鋭い鳴き声と耳を打ち付ける大きな音がした。そういえばだいたいの動物園では象は1頭か2頭だし、こんなにたくさん集まっているのは初めて見たな。員数が増えれば象同士もいろいろあるんだろう。

こちらの立派なお鼻が王子動物園から出産のために来園しているズゼさんかな(プーリーさんだそうです)。奥でお尻を向けているのが生まれた結希くんである。
このあとは市原ぞうの国を後にして、近隣のサユリワールドへ回ったのだった。


◎〔市原ぞうの国