今度は埼玉こども動物自然公園へ行ってきた。
着いてみたら混み具合もほどほどで、なにより敷地がとても広く名前の通り自然公園の中にぽつぽつと動物がいるような雰囲気であった。
園内を川が流れている。両岸は桜らしく、いまにも咲きそうな蕾で枝がもやっと紅く染まっていた。
半開きくらいの桜。この脇の遊歩道で写真を撮り忘れたのだが、途中の雑木林がフェンスで区切られどこにいるのか探すのが大変なくらい広い区画にニホンジカとカモシカが放し飼いになっており、なかなか見応えと歩き応えあった。
とりあえずカピバラのもとへ。夏季は池になるのであろう窪みはいまは落ち葉プールになっていた。
他がもっと広いのでそれほどには感じないが、実際のところけっこう広い放飼場である。遠くのほうでごろ〜んとしている。
こちらに4頭。
こちらに2頭。
あっちのほうにもう1頭。中くらいの若い個体が1頭いたものの、ほぼ大人カピがこの数でこの密度というのはかなり広い。思い思いに昼寝したり草を食んだりしていた。
お腹が満足したらこんどは「さあ、撫でなさい」とばかりに悠長迫らぬ態度でフェンス間際に寄ってきてくつろいでいた。どんだけ撫でられるのが好きな野生動物なのだ。奥が噂のメープルさんだろうか。大きい。埼玉の個体は全体的に大きい気がする。
冬季の露天風呂はこの週末が今シーズン最後だったようだ。しかし昼間はTシャツでもいいくらい気温が上がったので、果たしてカピバラたちは風呂に入るのだろうかと心配したのだが、なんのことはない思いっきり湯船に浸かっていた。
「‥‥」「角から流れてくるお湯が飲みたい」
「‥‥」「飲みたい」
「じゃま」「あっ」