伊豆シャボ参り(前篇)


休みになったので伊豆シャボへ行ってきた。今回は降ったり止んだり生憎の空模様だったのだが、お天気の日には見られないような動物たちの行動があったりして、これはこれで面白かったのだった。

ノーチェックだったのだけど、たまたまこの日は4施園対抗カピバラのスイカ早食い対決が行われていた。参加したのは長崎バイオパークのトク、伊豆シャボテン公園のケビン、埼玉県こども動物自然公園の彦馬、那須どうぶつ王国のさくらで、優勝したのは3分台を叩き出した那須のさくらだったらしい。しかしケビンはそんなことおかまいなしにうまうまとスイカを食べていたのだった。

そのケビンとにんじん(カピバラの名前)の子供が2週間前に生まれたばっかりなのだった。

ケビン48.0kg。

赤カピ2.6kg。この体重計はふれあいエリアにずっと置いてあり、カピバラの気が向いたら乗ったりすることもあるというものである。

赤カピ3頭のうち、どうもマイペースさんがひとりいるようで、表に出てもすぐにはぐれそうになって飼育員さんにお尻を押されていた。抱っこは禁止なのである。

みんなで残りのスイカを食べていても、向こうのほうで何かに気をとられているマイペースさん。自由である。

おたま(カピバラの名前)兄ちゃんに遊ばれる赤カピ。
カピバラは薄明薄暮性といって朝早い時間と夕方に活発に動く習性があるため、こちらが見に行っている真昼間はじっと休んでいることが多い。しかしこの日は午前中にずっと雨に降り込められていたせいか、お昼ごろでもかなり動きがあって面白かった。