鎌倉:金沢街道 神社仏閣巡り

突然思い立って外に出たくなったので鎌倉まで足を伸ばしてきた。当日の朝、電車に乗る前に買ったガイドブックに書いてあるまんまのコースで歩行距離約3.8kmコースである。鎌倉駅前から路線バスに乗り、十二所へ。これで「じゅうにそ」と読むのだな。読めねーよ。チェックポイントは7ヶ所、お寺が5の洋風建築が1、道が1。道って。
さあ、いってみよう。

1.光触寺


一遍上人が開いたとされる由緒正しいお寺さんである。

2.明王院


鎌倉幕府の鬼門除けの五大明王をまつっている。

茅葺屋根の本堂とお庭が趣き深いのだが、境内は撮影禁止。

3.浄明寺


本堂の奥に足利利貞の墓と、なぜか石釜ガーデンテラスという人気のピザレストランがある。

お庭もなかなか凄くて、特に梅の古木の佇まいは一見の価値がある。

4.報国寺


竹林で有名だが、お庭から竹矢来から水鉢はもちろん建物まで全てに於いてもんの凄く手入れが行き届いてビシッと決まっている。これは凄い。観光客も一番多かった。

門を入ってすぐに枯山水

噂の竹林。奥の休耕庵は工事中だった。

水盤に金魚の朱が美しい。

5.旧華頂宮


元伯爵家らしい。

6.杉本寺


ここも茅葺屋根。鎌倉でも最古の古刹なのだそうで、いかにも古式ゆかしい印象であった。

苔の階段が有名で保護のため使用不可になっているのだが、その苔もまだ季節的に元気がなかった。

脇道にあった苔はぽやぽやしていた。
道の写真は撮りそびれた。それにしてもさすが観光地というのか、どこのお寺もしっかり人の手が入って維持されている。その在り様に圧倒されてしまった。
久しぶりの遠足で最後には電池が切れてふらふらしたが、なんとか歩ききった。次の日は膝の裏の筋が痛くてなかなか布団から起き上がれなかったのだった。