納豆うまい

いろいろ試行錯誤しつつ、こりゃもうダメだととうとうクスリに手を出した。合法である。漢方だから第2類医薬品で薬剤師さんがいる薬局で買える。
初めは加味逍遥散で気持ちは楽になったのだが矢鱈と浮腫んできたので、先にオ血を直さなきゃダメかと当帰芍薬散を試したらこっちの体力が薬に負けて全身が心臓になったようにバックンバックンしだしたので挫折し、半夏厚朴湯に切り替えたら真っ黄色な鼻水がドバドバ排出され頭がすっきりしてきた。ふむ、自覚はなかったがどうやら副鼻腔炎があったらしい。消炎効果もある薬が思わぬ方向に効いたようだ。
飲み続けているとボーっとしていた頭が普通になっているのに慣れて(なんせそれが『普通の状態』だから)効果があるのかないのか判らなくなりがちだが、実際のところ飲み始める前は心神耗弱の一歩手前だったみたいなもんで欲も何もなかったことを考えると、日記を書く気になっていること自体が効果の表れなのである。自律神経なんてそう簡単には元に戻らないだろうし、もうしばらく続けよう。
食の方は理屈は省くが今はとにかく炭水化物系を食べたほうがいいようなので、いままで抜いていた朝は玄米おにぎり1個、昼は仕出し弁当、夜は基本的に納豆玄米ご飯ときどき別のもの、というふうにキッチリ3食米中心で2週間ほど過ごしたらだいぶ頭の調子も含めて体調が安定してきた。米さえ食べてればなんとかなる。うむ、炭水化物抜きダイエットは害悪だな! 私にとっては、だが。
ところで納豆にはネギも捨てがたいが、シーチキンと大根おろしを混ぜるのが好きだ。メカブもオクラもしょっちゅう混ぜている。刺激が欲しいときは梅干しがいい働きをしてくれる。ひとり分の納豆45gパックに卵ひとつは水分過多なので卵入りはなかなか実行できない。他にシラスやら明太子やら高菜やらマヨネーズやらこだわりなく投入しているが、砂糖を入れるのだけは未だに勇気が足りなくて試していない。どうなの、砂糖。