調整

ダイソーギャバが品薄で買えなくなったので、通販で海外製品をボトルで買った。相変わらずパヤパヤしている。加えてDHAEPAも飲み始めた。これはコレステロールが若干高めなのでその対策のつもりだったのだが、神経を修復する効能もあるそうで、いままで麻痺してたところが痛い。肩が痛いのも治らない。ぐぬぬ。気分的には錆びたブリキの木こりのようである。もう仕事なんかしないで1日中ボーっとしていたい。働きたくない。天から不労所得が降ってこないかな。
熊んちから戻ってこっち、炊事をするのが億劫で堪らない。ジャガイモを剥くのも面倒くさい。あまりに面倒なのでおうちコープという名の計画経済では、湯煎してご飯にのっければ終わりだとか、レンジでチンすれば食べられるやつを中心に買い込んで、あとは日々の満足のためにちょっと切って火を通すなりなんならドレッシングで和えればそのままでも食べられるような青菜を少し足すくらいに調整している。料理したくないのについ惰性で材料を買ってしまい、結果作らざるを得ないという習慣スパイラルを断ち切ってみたのである。気を抜くと無理をするタイプの阿呆なので、本気で手を抜くのなら準備段階から入念に仕込まねばならぬのだ。ところで某大手牛丼チェーンのレトルトは値段が実店舗で食べるのと大差ないのがいろんな意味で恐ろしい。米の値段はどこいった。
それにしてもしかし、調子が悪い時期が長引いてくると本当に頭が悪くなっていくのを感じる。物忘れや頭が回らないのを最初は余裕がないからしょうがないと思っているが、時間が経つにつれて可塑性が失われていき、脳筋化が定着してしまう気がする。こういう時にただの老化だよ〜というのは〆の言葉としてはお約束なんだが、定番すぎて面白みに欠ける上に話のぶった切り方がずいぶん粗暴だ。3回聞けば充分な類の冗談ともいう。マジレスすれば40代で肩や膝の痛みが定着するのはおかしいし、原因が除かれれば回復する余地はまだあるだろう。さすがにすべての不都合を年齢のせいと片付けては怠慢の謗りを免れ得ぬ。明日死ぬならそれでもいいが、おそらくもう少し苦しみは続く。だったら死ぬまでの間はなるべく快適なほうがいいじゃないか。と、もう回復しないんじゃないかとどこかで思い始めている自分に言い聞かせている。