地下鉄に乗ってカピバラを見に行ってきた。目的地は閑静な住宅地の真ん中にある商店街である。
静かな商店街の中の一軒に、カピバラ展望台(無料)が備え付けられている。ガラスの中を覗けるウッドデッキである。中にはオープン記念価格で8月までは大人500円で入れるようだ。
入るとペレット入りの紙コップがもらえて、カピバラに餌やりができる。
カピバラはまだ小さい仔カピが3頭。名前はポテト(♀)・リンゴ(♀)・ロン(♂)。
ごっはっん♪ ごっはっん♪ という声が聞こえそうな笑顔。
いやあ、いい顔だなー。
甘えなのか、服の裾をかじるロン。男の子のロンが一番やんちゃなようだ。
抱っこしてもいいですよ、とのことだったので、一瞬持ち上げたら厭だったらしくベンチの下に籠城してしまった。ごめんて。
でもすぐに出てきて熊に撫で転がされていた。
お腹いっぱいに食べて遊んだら眠くなったらしく、自ら箱に仕舞われていた。もう目が虚ろ。うん、じゃあ昼寝するがいいよ。
飼い主さんは動物園と連絡を取って飼育法を教わりながらやっているんだそうな。その甲斐があってか、どの子も元気いっぱい毛並みもつやつやで懐っこくて、大事にされてるのがひしひしと伝わってくるようだった。
幸せそうなカピバラはいいなぁ。遊んでいるとこちらも楽しくなってくる。これからも健やかに育ってくれよ。お店の前は車が通らない歩行者専用になっているので、もしもそこらへんを大きくなったカピバラが闊歩してたら楽しいなぁ、などと妄想してしまった。(花壇を食べちゃうから無理だろうけど)