前に作った鞄があちこちほつれてきた。特にジッパー廻りが取れてしまい、使いづらくなってきたので新調することにした。前に作った時の記事はコチラ。
paseyo.hatenadiary.jp2012年ということは6年も使ったのか。鞄を変えると必ず忘れ物をするタイプなため滅多に持ち替えないので、外に出るときはほぼ毎日この鞄を持って歩いていた。もう寿命をまっとうしたといってよかろう。布製だったけど、この生地は丈夫だったなぁ。スーツ用のシャークスキンだった。
今度は趣を変えて、帆布バッグにしよう。
布地と肩紐だけ買って、金具とジッパーは手持ちのものを消化するため、前に使用した時の接着剤の跡が残っていたりする。どうせ隠れるので気にしな~い。帆布は8号だった気がする。
今回、ちょっと使ってみたかったのが、透湿防水布というやつである。ベビー用品でよく使われるものらしく、ユザワヤでは小さいサイズのものがパックで売っていた。表裏があるようで、つるつるしているほうとさらさらしているほうがある。
防水ってどの程度? と水をかけてみたら、これこの通り。つるつる側からは水滴がぜんぜん通らない。長時間置いたり擦ったり揉んだりすれば通るかもしれないが、雨を防ぐくらいなら十分といえよう。
1日かけてパーツを切り出し、実に久しぶりにまともに裁縫などしたので、途中で接着芯がいるんだった(在庫あった)と思い出したり、待ち針を指に刺しまくって流血したり、何度も印付を繰り返したり、縫うとこを間違えてほどいたり、縫っちゃいけないところをミシンで巻き込んだり、すったもんだで組立てに2日かかった。
できあがり。フラップはこげ茶の合皮、本体はグレーと生成りの帆布である。
フラップを上げるとこう。水色を差し色にしたかった。上の2つのポケットは片玉縁、蛇腹はペン差し×4本、下の大きなポケットはスナップボタン付き。ガバッと開いて折り畳み傘も余裕の大きさである。小さいポケットには手帳が入る。
内袋にはいつものように2つの小さめポケットと反対側にファスナー付きの大きめポケットを装備。防水布は表地と裏地の間に入れてある。
本体の裏側にも隠しファスナー付きポケットを付けた。
横側はこうなっている。しかし8号帆布が意外と柔らかくて、ぶら下げると型崩れする。11号のほうがよかったかなー、でも縫いにくいよなー。
A4ファイルが余裕で入る大きさではある。てことは、たぶんiPadPROも入る。弁当箱も入る。いろいろ余裕すぎて普段使いには若干大きすぎた感はある。布製だから軽いけど、1泊旅行ならこのまま行けそうな勢いである。まあいいか。布地がヘタって馴染んでくれば、そんなに嵩張らなくなるだろ。しばらく使ってみよう。