諸悪の根源

ここの日記を見返していたら、どうも2017年くらいから体調を崩しがちになっていたようである。あー、私生活でいろいろあって、仕事も負荷がどんどん増えていった時期だったね。でも辞めなかったから生活には困らなかったのが救いだったんだろうな。全身の筋肉が強張りケガも多くなったしあちこち痛いし眩暈はするし眠ても疲れが取れないし冬は寒くて電気毛布がないと眠れないしそのくせいつも寝てばっかりいるし、なんかの難病じゃないだろうなと自分でも思うくらいだった。それでも去年あたりから復調しはじめ、いろいろ試したらなんとなく見えてきたのが「ストレスによる胃の不調」だった。
付帯症状が多すぎてなにがなんだかわからなかったんだが、鍼で気力を底上げし、漢方薬でひとつひとつ症状を潰していって、最後に残ったのが胃もたれだったのである。いや最後かどうかわかんないけど。ていうか、痛くなかったのでそんなに胃が悪くなってると気づいていなかった。私はどうもある種の痛みに鈍いところがある。顎の手術をしたあともなんかスースーして不快だけど痛いかどうかわからない、でも痛み止めを飲んだら治まったからこれが痛いということなんだろうということがあった。皮膚や筋肉はケガをすれば普通に痛みを感じるが、ちょっと深くなるとよくわからなくなるっぽい。
それはともかく、試しに飲んでみたビオフェルミンS錠からのキャベジンコーワのコンボで消化器系の不調が治まったとき、背中の真ん中を中心とした凝りだけが取り残されていた。それもかなり強烈だったので「まさか心臓が悪いんじゃあるまいな‥‥」と戦々恐々としながらも、試しに空いたピクルスの瓶に枕を置いてその上へ仰向けに寝転んで力を抜いたら、積年の身体の痛み歪みが嘘のように消えたのである。こんなことってある?? 逆に理不尽に感じたほどあっさりとしたものだった。
数年越しの常態化した不調のせいか治しても戻ろうとする感じがあるので、ちょいちょいキャベジンを服用しつつ生活にはできるだけ手を抜きつつ瓶の上に寝転がろうと思う。しかし仕事のために生きてんのか、生きるために仕事してんのか、不可分だよな。どうせ稼ぐなら効率よく安定して稼ぎたいから技術職になったんだしなぁ。