夢見

すごーく面白そうな夢を見た気がするんだけど、二度寝したら忘れてしまった。なんだかとても損した気分だ。
たまに、極稀にだが、ストーリー性に富んだ長い物語風の夢を見ることがある。ちゃんと結末もある。年に一度あるかないかだが。
アクションありサスペンスありで、主人公は私ではなく架空の誰かだ。夢だから映画のようでもあり、読書のようでもあり、映像の動きと活字的概念や説明が同時に進行する。
今日のがまさにそんな感じで、これを文章におこしたら一苦労だな、ちょっとした小説ぐらいにはなりそうだな、と思ったのだ。そう、思ったことだけは覚えている。
こんなことでチクショー、とか呻る私は、やっぱり物語が好きなんだろう。
指輪物語が映画化されたときは、うひょぅと歓んだ。
今度はナルニア国物語だって? 読んだなぁ、二十年前に。内容は‥‥忘れた。
子供しか行けない不思議な国に、洋服ダンスを通っていくことぐらいしか、もう憶えてないよ。あと、ライオンとユニコーンが出てくる。最終巻は最後のたたかい‥‥だったような。
‥‥図書館に行ってこよう。もう映画効果の貸出しラッシュが始まっているかしら?