2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

映画:ライフ・オブ・パイ / トラと漂流した227日(監督:アン・リー)

乗っていた船が難破し、救命ボートで漂流する羽目になった少年。だが、そのボートには猛獣のトラも乗っていた。物語の概要はこれだけである。最初に平面の映像で予告編を観たときには、とにかくキレイな映像を堪能する映画なんだろうなー、と漠然と思ってい…

馬車馬の末路

怒涛の残業に目途がつき、ようやく帰宅後のひとときがのんびりしてきた。ちゃんと自炊してゆっくり風呂に浸かり溜まった家事を消化して、身も心もすっきりである。 残業続きだった反動で、こうとくると心の底からしみじみとのんびりを満喫したくなる。有効な…

冬の夜道

ねぇ、キミ、お腹が空かないかい。 ああ、空きすぎて下腹が痛くなってくるくらいさ。 しんと空気が冷えている。駅を出た人の波は間隔をあけた長い数珠繋ぎになって行列を作る。形は少しずつ違うものの申し合わせたようにみな黒い上着なので、列は影のつらな…

映画:テッド(監督:セス・マクファーレン)

熊が下品なオヤジでげへへへへ! というのが何か心当たりがあったので観に行ったのである。しかし観てみたらあまりにも既視感がありすぎて逆にシラけてしまった。挟まれるギャグやオタク的くすぐりも面白くないわけじゃないんだけど、どうもね。なんでかなー…

ビーズ de ジュエル・キャタピラー

今回の工作ネタは虫である。 のみならず、ド派手な芋虫である。 しかもあまりデフォルメせずそのものを作っているのでご注意召されたし。 虫はデザインがかっ飛んでるので私もよくモチーフに使う。 半年も前だろうか、周りでちょっと話題になった虫画像があ…

映画:『LOOPER/ルーパー』(監督:ライアン・ジョンソン)

タイムトラベルものである。ガチでハードなSFではなくて、序盤で説明を求めるヤング・ジョーに未来から来たオールド・ジョーが「タイムトラベルについては話したくない!」とブチ切れるあたりがこの作品の立ち位置を象徴している。それについて話し始めたら1…

映画:『レ・ミゼラブル』(監督:トム・フーパー)

ミュージカルの映画化である。実をいうと舞台映画小説すべてにおいて初の『レ・ミゼラブル』である。なんとなくあらすじだけ聞きかじって知っているつもりになっていたうちの1本だな。 日本語に訳すと『あヽ無情』である。原作が書かれた時代が時代だし、初…

大雪

雪らしい雪である。こっちの方では珍しく積もった。強風も吹き荒れて爆弾低気圧だったのかな。成人式のひとは大変だっただろうが、休みの日でよかったなぁ。明けて今朝は道が凍りつき、歩幅を狭くちょこちょこと跳ねるように歩く雪道仕様で小走り。沈む前に…

伊東温泉(後編):雪のちらつく大室山

公園をあとにすると路線バス乗り場まで戻り、すぐ近くの大室山へ。 大室山は噴火口跡のある休火山で、きれいなお椀を伏せたような形をしている。山全体がカヤで覆われていて、年に一度、山焼きと称して全山を焼くのだそうな。それで木が生えてないのね。

伊東温泉(続編):シャボテン公園の動物と鳥とシャボテン

名残惜しいけどカピバラたちに別れを告げて、公園を一周してみた。シャボテン公園には放し飼いの鳥や動物たちもいる。 当然のような顔をして人ごみに混ざっているモモイロペリカン。このあとそばにいたお客のお兄さんの脚をくちばしで挟んでみていた。ペリカ…

伊東温泉(中編):伊豆シャボテン公園で元祖カピバラ露天風呂

2日目は伊豆シャボテン公園へ行ったのである。お目当てはカピバラ露天風呂。去年から始めた絵ブログでカピバラを題材にしたのがなんとなく連作っぽくなっているが、これは実は特にカピバラ好きと自覚して描き始めたわけではなかった。絵のネタを考えるときに…

伊東温泉(前編):木造3階建ての温泉旅館『東海館』と豪華温泉宿料理

正月休みには熊に伊東温泉へ連れて行ってもらった。特急電車で1時間半くらい。 往きは奮発してグリーン車だよ! 寝坊したので電車内で軽くサンドイッチをつまんで腹を持たせる。いってきます。

始動

仕事始めである。 休みの間にすっかり怠け癖がついて重くなった頭をもたげ、暗く湿った穴ぐらから眩しくて寒い屋外にズリズリと這い出す心地である。目に刺さるような日光を浴びただけで触手をわななかせ、こんなに空気が冷たくなかったらじゅうじゅうと溶け…

新年

大晦日に絵を描き、元旦に年賀状を印刷していた正月である。ここ数年はわりとこのパターンで、年賀状はもうちょっと早めに作らにゃイカンよなぁと毎年思っているのだった。そんな相変わらずな新年あけましておめでとうございます。しかし年末は手間のかかる…