2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

目線の高さ

「あ〜ら、いいじゃない! ステキよねぇ」 「そうよ、あたしがもうちょっと若かったら見逃さないわよぅ」 「そうよねぇ、男は丈夫で優しいのが一番よぅ」 「若いっていいわぁ、羨ましいぃぃ」 叔母たちは弾幕のように好き勝手なことを畳み掛けてきた。反論す…

どっちの味方?

カッとしてやった。あんまり後悔はしていない。 こういうのって良い画がないとできないよね。あー、楽しかった。

人として

いつも姿見の前に坐りこんで身支度するのだが、この朝にして鏡に映る己の姿にしみじみと「これはマズイだろう」と感じ入ったのである。 まず、体重は人生におけるMax記録を着々と更新中である。美容院にはやっと行ったけども、一度洗ったらその後はさっぱり…

幻肢痒

このところ、肩口から切断された腕の、中指と薬指の間の指の股が痒い、というような感じが続いている。 もうないはずの手が痒い。脳が仮想の腕を作り出していて在りもしない腕の痒みを感じ取っているように、見れば現実には確かにない、だけど脳はその腕を認…

読了:グレート・ギャッツビー(フィツジェラルド)

グレート・ギャツビー (新潮文庫)作者: フィツジェラルド,野崎孝出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1989/05/20メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 49回この商品を含むブログ (143件) を見るグレート・ギャッツビー、偉大なギャッツビー、華麗なるギャッツビー…

美容院

美容院で赤系のカラーとハホニコ。 折からの乾燥といたみでモハモハになっていた髪の毛が、トリートメント効果で半分くらいの量になったように見える。前に行ったのは三ヶ月前だっけ。そのときはトリートメントだけで、カラーは更にその前にやってもらったき…

毎日そんなに‥‥

書くことなんかないんじゃ。疲弊し病んだ心身を癒すべく、帰ったら寝てばかりいる。脳内ダダ漏れ連想でも晒すか。 「遊びに夢中な幼子のごとく真剣になった時、人は最も自分らしくいられるものだ」 ――ヘラクレイトス まことに一事をこととせざれば、一知に達…

東京国立博物館「妙心寺」

正法山妙心寺は臨済宗妙心寺派の本山である。ご本尊はズバリ釈迦如来。禅宗の流れで数々の宝物を蔵している。 禅の美術というと、掛け軸に『無』とか『空』とか若しくは『○』の一字だけ太字で書いてあるイメージがすぐに浮かぶ。発想が貧困である。もちろん…

逗子の思い出

やれやれというわけで、この週末は電車内に忘れたデンワを取りに行ったんである。 旅のお供に二つ折り製本(A5)した思い出のしおり。

口唇ヘルペス

風邪が治ってやれやれと思ったら、今度は唇のはたに湿疹が出た。抵抗力が弱くなると出る、アレである。昔はコレが出ると近所のオヤジに「生卵飲め!」なんて言われたが、いまどきそんなことを言う理不尽な人はいないんだろうな。 ヘルペスというのは体内に潜…

人生初のサイン本

カメラはデンワに付いているのしか持ってない。そのデンワが戻ってきたからにはコレを出さなくては。 リクエストはダゴン。 雪狼さん、その場でいきなり絵まで描いていただき、ありがとうございました! 大事にします。

塞翁が馬

そんなこんなで電車内に忘れたウィルコムを受取るため、明日はリゾート地まで日帰り小旅行である。しかし県内で良かった。下手したら群馬という場合もあり得たわけで、群馬が悪いわけじゃないがしかしそれではウチからの距離が遠すぎる。 どうせ行くならいい…

レイニーペイン・ペイニーレイン

風邪ひいてフラフラしていたら、会社の廊下で派手にすっ転んだ。床からの高さが十五センチくらいある敷居をまたぎ超える際に、思ったよりも足が上がっていなかったらしく、引っ掛かったんである。段差に足をとられ、見事にびったん! とつんのめった。したた…

怪しいはてダ隊:新年会オイスターバー

今回は五反田のオイスターバーである。二月だが新年なので豪勢に牡蠣である。風邪なんか吹っ飛ばすほど栄養価の高い海のミルクなんである。 しかしメニューに牡蠣の種類がズラリと並んでいるのだが、正直眺めても何がなにやら判らない。始めはみんなでメニュ…

読了:アジアの岸辺(トマス・M.ディッシュ)

アジアの岸辺 (未来の文学)作者: トマス・M.ディッシュ,若島正,浅倉久志出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2004/12/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 50回この商品を含むブログ (79件) を見る 最高に知的で最高に意地悪なSF作家、トマス・M・ディッ…

復活

週末を寝まくった甲斐あって月曜日にはしっかり復活である。心置きなく寝まくれたのも世話をしてくれる人がいたからで、発熱して床についている枕元で「良いぱせよは弱ってるぱせよ」「お前が寝てると心から安心する。舌鋒鋭く機関銃のように文句言われなく…

撃沈

二週間前から微熱が続いていたが、やっと身体がまともに闘う気になったらしい。ガクガクと悪寒がしたと思ったら、あっという間に38℃突破。病院へは明日にでも行こうと目論んでいたのだけど、耐えきれず早退して近所の医院へ駆け込んだ。 それにしても熱以外…

黒豆ご飯

tさんに倣って余っていた黒豆をご飯にしてみた。 皮が破けるくらい炒ってから、少し水加減を多めにした米と一緒に炊くだけ。調味料は何も足さずとも香ばしくて甘くて美味しい。豚汁と合わせると地味に滋味深い。 ご飯が黒っぽい紫色になるのは、インパクトが…

目がカピカピ

ぼちぼち仕事がたてこんできた。それでも去年に比べたら半分以下の量で、景気のせいなのか今年はずいぶん暇だ。それに加えて去年の仕事量も逆におかしかったともいえる。足して2で割れば丁度いいけど、忙しいときは忙しく、暇なときは暇なのが仕事というもの…

あぺとぺ

なんだかあぺとぺなんである。 SF的に言えば、演算不能である。 ファンタジー風にいえば、多元宇宙に裂け目が出来て異世界に放り込まれそうなんである。 純文学的に言えば、朝日が差し込み逆光となって梟の影が浮かび上がったんである。 推理小説風にいえば…

まだ実感できない常識

拠り所が欲しいんだろうな。 自信の裏づけになる根拠。心の支えになる何か。生きている証。安心して身を預けられる場所。 そういうものがないと生きてる意味すら不安になるのが、不思議なことに人間だ。 君子之交淡如水 小人之交甘如醴 とはいえ、仙人になれ…

映画:英国王給仕人に乾杯!(監督:イジー・メンツェル )

ヤンは、1963年ごろ、共産主義体制下のプラハで出獄し、ズデーテン地方の山中に向かい、廃屋でビールのジョッキを発見する…。ヤンの人生は給仕人の人生だった。田舎町のホテルのレストランでのビール注ぎの見習いから、高級娼館“チホタ荘”に、そしてプラハ最…

リトル・リトル・クトゥルー

届いてた。ハードカバーなのにちっこいのが可愛い。読むのはこれから。