2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

騙し合い

月に一度、わけもなく不安が湧上る時期がある。いわゆるPMSというやつだ。今月は前後脈絡関係なく無理矢理不安になろうとしてネタを掘り出してくる脳みそのなりふり構わなさっぷりが凄かった。酔っぱらって寝ていたときに喉が渇いて夜中に目が覚めたのだが、…

ブックカバーのゴム紐更新

何年か前に作ったお気に入りの文庫用ブックカバーがある。(2010年02月18日(Thu)[物作り]ブックカバー) カシメでゴム紐が留めてあって、閉じているときにはぐるっと後ろに回して鞄の中で本が開かないように小細工がしてある。地味に便利なのだが、1年も使っ…

映画:『ダバング 大胆不敵』(監督:アビナフ・シン・カシュヤップ)

サルマーン・カーンの保安官映画である。いや違った、警察映画なのだが、内容がすっかり天下御免のウェスタンなのである。途中でそれでいいのか! と笑ってしまったのだが、あとからそうかこれはウェスタンだからいいのか、と納得。細かいギャグ盛りだくさん…

ぶんぶん文学

なんだか本が読みたくてちょこちょこ積本を増やしている。ここのところ岩波文庫率が高い。あと藤原書店で出てる全集が欲しい。しかしあの出版社の本は高い。刷ってる数が少ないんだろうな。それはそれで仕方ないが、件の全集は13巻もある。まとまると結構な…

新江ノ島水族館

熊が江ノ島の水族館に行くというので行ってきた。 入ってすぐは磯の魚ということでふんふんなるほどと見ていたら、実はその水槽がずっと下まで深くなっている巨大な一つの水槽だったのに驚いた。エイやアジがひらめきイシダイが踊りウツボが底に伸びている。…

CADマンガ:本来の目的を見失う

読了:巨匠とマルガリータ(ミハイル・ブルガーコフ)

巨匠とマルガリータ (上) (群像社ライブラリー (8))作者: ミハイル・ブルガーコフ,法木綾子出版社/メーカー: 群像社発売日: 2000/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (19件) を見る巨匠とマルガリータ〈下〉第2の書 (群像社ラ…

映画:複製された男(監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ)

熊がよく判らんというので解説。映画と文学とはたいていアプローチが違うんだが、ノーベル文学賞を受賞した作家の原作ということなので、文学的なセオリーを適用するとこういうことかなという話。ネタバレが気になる方はご注意を。 一番目に付くメタファーは…

CADマンガ:赤い靴異聞

映画:リアリティのダンス(監督:アレハンドロ・ホドロフスキー)

うむ、素晴らしい。もっと観念的で難解な映画なのかと思ったら、全然そんなことはなかった。マジックリアリズムを映像化するとこうなるのね。呪術的なあり得ないことが当然のように立ち現れ、ひとも必要以上に驚くでもなく乗っかるような形でそれを利用する…

鬼軍曹と公爵夫人の装備

誕生日だったので熊に前から欲しかった腕時計を買ってもらった。ありがとう! 軍曹仕様でシンプルかつ丈夫なのを基準にスイス軍ご用達ヴィクトリノックスを選んだ。作業服にも浮かない渋いデザインである。汗をかくので金属ベルトがいいかなと思っていたのだ…

映画:「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(監督:ダグ・リーマン)

これは良かったよ。天職がヒーローのトム様は相変わらず薹が立っていたが天職だからしょうがない。2等兵が前線に投入されて死ぬと前線に行く前日にリセットされるタイムリープもので、この説明だけでお判りのようにゲームから着想を得ているらしい。何度も何…

300 〜帝国の進撃〜(監督:ノーム・ムーロ)

アテナイの軍団もいい具合にマッチョだったのだが、スパルタ軍はその3倍くらいマッチョで最後に全部持って行かれていた。イオニアの反乱からマラトンの戦い、前作でスパルタ軍が撃破されたテルモピュライの戦い、そして今作のサラミスの海戦をまとめてペルシ…

美容院に行っていた

前回行ったのいつだっけ、と毎回思う。ちなみに今回は年末ぶりである。いつもの美容師さんが元のお店の閉店を機に独立したのでそちらへお邪魔した。開店してから何か月かたっているはずだけど、まだ内装の白木の匂いがする。新築の匂いっていいわねぇ。都合…

『HhHH(プラハ、1942年)』(ローラン・ビネ)は読み終わっていた

HHhH (プラハ、1942年) (海外文学セレクション)作者: ローラン・ビネ,高橋啓出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2013/06/29メディア: 単行本この商品を含むブログ (56件) を見る憧れと抑制と知らず知らずのうちに受ける影響と。対象者を見たり触れたり聞い…

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』は観ていた

クソ真面目だからこそクソ真面目に考えてクソ真面目に反応するし、クソ真面目に盾を使って肉弾戦するところとかキャラクターがいい具合に効いていて面白かった。かつての恋人を見舞うシーンがよかったね。