300 〜帝国の進撃〜(監督:ノーム・ムーロ)


アテナイの軍団もいい具合にマッチョだったのだが、スパルタ軍はその3倍くらいマッチョで最後に全部持って行かれていた。イオニアの反乱からマラトンの戦い、前作でスパルタ軍が撃破されたテルモピュライの戦い、そして今作のサラミスの海戦をまとめてペルシア戦争という。アルテミシアはてっきりお話を膨らませるためのフィクションかと思ったら、実在の人物で「戦場を駆ける女」と言われた猛々しい女将軍がいたのね。サラミスの海戦の時点で成人した子供がいたみたいだけど。この戦いの後、ペルシア王クセルクセスは戦意を喪失して帰っちゃうんだよね。ところでこのクセルセスという名は古代ペルシア語での発音では「ハシャヤーラシャー」に近いらしい。どこをどうしたら「クセルセス」になるのか、さっぱり判らん。語学の勉強したら判るようになるんだろうか。