ぶんぶん文学

なんだか本が読みたくてちょこちょこ積本を増やしている。ここのところ岩波文庫率が高い。あと藤原書店で出てる全集が欲しい。しかしあの出版社の本は高い。刷ってる数が少ないんだろうな。それはそれで仕方ないが、件の全集は13巻もある。まとまると結構な金額だ。ただでさえ先月のドタバタで散財した分の請求が届いてのけぞっている最中である。悩む必要もない。またそのうち、気が向くまでさようならである。
この夏は床に転がって本を読むために、緞通を夏用のい草ラグに替えようと押し入れをひっくり返したら、ハウスダストアレルギーが暴発してくしゃみと咳が止まらなくなった。その後、くしゃみは1日半くらいで治まったものの、ぜろぜろとした厭な咳だけが1週間たったいまでも残っている。それでも徐々に徐々に牛歩の調子で良くなってきている。アレルギーが爆発すると腹も下るしだるくて仕方ない。目立つ外側だけでなく身体の内部でも無駄に闘っているのだろうな。咳をぜろぜろしていると昭和初期の薄暗い文学が似合いそうだが、やっぱり乾いた空気を強烈が光が貫くようなのを読んで湿度を下げることにしよう。