金具付替え


箱根の特産品といえば寄木細工である。
イヤリングを自分用に購入した。お土産物の限界だろうが金具がどうしてもピカピカしていて安っぽい。そのまま使うには抵抗がある上に耳にはピアスの穴が既にあるので、細いピアス用の金具に付け替えた。途中で小さな輪っかがいうことをきかなくて、ぽろりころころと転がりまくるので難儀した。いままで同様のものを数え切れないほど扱ってきているのに、いつまでたっても上手くならない。ほんとにブキッチョである。
寄木細工なので金太郎飴のように表も裏も模様は同じ。
職人の業が光る美しい木目は模様が細かく派手で、飾り箪笥などため息が出るほどだが、しかし職人芸だけに立派なものはそれなりにお値段が張るのであった。そして製品も良いがパーツとしてとても魅力がある。使えそうな小物は手に取りやすい値段で、いろいろ物色できて楽しい。
モノを一から作るのは楽しいが精力を使う。こうしたちょっとしたリタッチ/改造が一番手軽に趣味を満足させてくれる。