弾薬切れ

思い浮かぶことが切れ切れの断片になる。
ひとかたまりが次第に小さく細かくなっていき、言葉に纏まらない。
眠い。
雪虫が舞うように、火山灰が降るように、カゲロウのようなちいさな断片がちらちらとそこらじゅうに漂い溶け、視界を奪い眠気を誘う。
なんでもいいや。そのうちどうにかなるだろう。