手摺り柵のない屋上に上がり、真ん中でポンポンと跳ねてみた。それだけで足元からゾクゾクするような奇妙な感覚が昇ってくる。 少し霞がかかっていたものの天気も良く、遠く海まで見晴るかす。冬なら富士山も見えただろう。 覆いのない鉄の梯子は登るよりも…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。