予想外

引越し屋さんが朝早くから見積りに来た。私の元アルバイト先の上司が独立して興した会社が一社目だった。何年も会っていないけど知ってる人だし多少安くしてもらえたりして、なんて淡い期待を抱いていたのだが、予想外の数字が出てきて吃驚した。
なんと五万円弱
いや大変有難いが、トラック一台使うだろうし十万円は掛かると思ってたよ。いわゆる”お知り合い料金”ってやつだが、辞めて随分経つのにと思ったら、電話口でしっかり当時の愛称で呼ばれてしまった。凄いな、憶えててくれたんだ。
見積りに三社呼ぶつもりだったが、一件目でこんな破格の数字が出てきてしまったので、後の二社はキャンセルだ。
ただなるべく安くとお願いしたので、日にちや時間は向こうの都合に合わせることになる。ダンボールも二十枚しか貰えないし、食器梱包用の包み紙や布団袋などは貰えないようだ。もっとも、この金額では”資材が欲しい”とも言えない。赤字だろ。ここまで頑張ってくれたら、布団袋ぐらい自分で買うさぁ。
おそらく来週には引越しになる模様。荷物を積んでから卸しまで何日か間が開くんだろうな。
しかし、朝のうちにそんなことが決まってしまったので、今日一日の予定がぽっかり空いた。洗濯機を含め買い物は昨日したし、荷造りは一日で完璧にできる自信があるし、日曜だから各種届出はできないし‥‥やっぱり掃除でもするか。