パーカ(ノースリーブ):手直し

随分前にユニクロで買ったパーカがどうも気に入らない。何度か着ているが、何と合わせても様にならない。それはモデルが悪い、ああ、そりゃ仕方ないさ、でもそれをカバーするのがファッションってもんだろう*1。やっぱりシルエットとテイストが合ってないんだよな。
ストンとした四角いシルエット。でもレース遣いで紐はサテンのリボン。ノースリーブなのにフードが二重。
ノースリーブのパーカを着る季節って、決して寒くはない。長袖の冬物ならフードが二重になっていてもおかしくないが、この場合は機能的ではない。ヒトの温度センサーは背中の首に近いあたりにあるわけで、その部分が身ごろ+二重フードで布地が三重になるのだな。だから身体の他の部分は涼しいのに変に暑苦しくて鬱陶しい。形もぽってりして軽めの季節には不似合いな感じ。
あと、前ファスナーの金具がふたつついてて下からも開くタイプだと、着たときに少しはスッキリしたカタチになるのにな。
てなわけで、改造することにした。安い服って失敗しても惜しくないから、こういうことができる。

分解図。これからフードを切り開いて一枚にし、ファスナーを取り替えただけ。紐は手持ちがなかったので、とりあえず既存の穴だけは生かしておきつつ、ナシということにしておいた。午前中に材料を買いにいって、夕方には完成、所要時間ほぼ半日。
しかし、出来上がりも見た目は大して変らんので、写真を撮る気力が失せた。
派手に透かしで模様を入れるか、なにか描くかしようかとも思ったんだが、ふと我に返って冷静に考えると、そういや私にゃ絵心もセンスもないじゃないか。ダメじゃん。てなわけで見送り挫折、不戦敗。
でも服地に直接描けるペンとか絵の具ってあるんだよね。いつかはやってみたい気はする。

*1:オシャレさんみたいなことを言ってみた。