ずっと欲しかったコレを買った。
[rakuten:enauc:627732:detail]
欲しいものは自分で手に入れる。それがオトナの嗜みである。
欲しいものを人に買ってもらうのはあまり好きではない。首に紐つけられるようでと書いたが、それだけではない。自分で手に入れてこそ、よりいっそう嬉しいものなのだ。
負け惜しみではない。どうせ誰からも何も買ってもらえないような不遇の身を託つ年増女の、負け犬の遠吠えなどでは断じてないんである。
それはともかく、欲しいと思ってもすぐには買わず、少し欲望を寝かせる癖がある。どうしようかな、と迷う時間が楽しいのだ。そして時間が経ってみて本当に欲しいのか、その情熱が簡単に冷めていないか、物欲をひっぱってひっぱって、ヨシ買おう、と決心したタイミングで手に入れる。それがカタルシスなんである。そのまえにポイと与えられたら腰砕けじゃないか。勝手に楽しみを奪うんじゃない。
‥‥難儀な性格を通り越して可哀想な人である。
つかね、本当に欲しいもんなら自分で買うって、マジで。自分で買えないものなら分不相応ってやつで、それだって手に入れたければなんとかしようとするでしょ。我慢できるなら、いらないんだよ。
話が逸れたが、銀粘土とは粘土状の素材を焼成すると99.9％の純銀になるというもので、つまりほぼ貴金属なんである。
粘土は小分けのパウチで売っているのだが、一番少ない7gで1,365円（定価・以下略）、一番大きい50gで8,610円と、それなりにお値段も張る。ちなみに7gで細めの指輪がひとつできるくらいの質量で、シルバーアクセっぽくちょっとゴツいのを作ろうと思ったら、1,995円の10g程度は必要になる。
多少失敗しても焼成前ならある程度やり直しはきくが、やっぱり私には一発勝負はできない値段である。
そんなわけで、ねりけしも買ってきた。これでしばらく練習＆細部をつめよう。
