映画:シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(監督:ガイ・リッチー)


シャーロック・ホームズの2作目である。
どれから言及したらいいのかと迷うほどもりもり盛り込んできておなかいっぱいの1本である。モリアーティ教授にマイクロフト兄。まつろわぬ民に怪しげなコサック、国家元首と外交官。事件、爆発、狙撃、毒。などなど、上から下まで取り揃えてくる豪華さである。1作目で意図せず腐方面の反応がよかったためか、今回は狙い撃ちしてるのかと突っ込みたくなるほど、そっち方面も抜かりない。アメリカにもホモソーシャルな関係性を鑑賞して楽しむ層があるのかどうか知らんが。
1作目のほうが霧のロンドンの暗い雰囲気がよく出ててよかった気もするが、これはこれでお楽しみ満載ではある。しかしここまでやっちゃうと、3作目を作るのが大変だろうなぁ。