映画:エクスペンタブルズ2


観ながらブログに書く決め文句を思いついたのだが、寝たら忘れた。
往年のアクションスターに囲まれたジェイソン・ステイサムが当たり前の人間に見えるという恐ろしい映画である。無敵ヒーローだらけで士気はあくまでも高く、見事なまでのベタな展開がいっそ気持ち良くて、ストーリーはあって無きが如しで最初から最後まで「アンタらこの絵が撮りたかっただけちゃうんか!」と心の中のエセ関西人が喚き散らしていたが、だがそれでいいのだ。映画の中でも「祭りだ」「祭りだろ」「祭りだし」「祭りだから」と言っていたが、男祭りなんだからしょうがないんである。
開場を待っていたロビーに全員分の等身大パネルが置いてあったのだが、前の回を観て出てきた上品そうな和服姿のおかあさんがジャン=クロード・ヴァン・ダムを愛おしそうにそっと撫でていたのが印象的であった。