寝坊

今朝起きたら九時半だった。どっしェ。
不承不承(態度が間違ってるが)会社に詫びの電話を入れ、のろのろと身支度をした。
いつもなら頭は寝ていても(私の寝起きはサイアクだ)毎日やる手順と内容は決まっているので、テキパキ動いて二十分くらいで済むのだが、遅刻が確定するとどうも急ぐ気になれない。間に合う目が少しでも残っていれば、若しくは遅刻しても十分以内で行けそうなら、それこそ化粧もしないでブッ飛んでいくぐらいはするのだが、どう頑張っても顰蹙必至なのが判っていつつ急げるメンタリティは私にはない。ダイジョウブな範囲じゃなきゃ、頑張れな〜い。
バカである。潔いといえば聞こえはいいが、根性が無くてすぐ諦める上に不貞腐れるだけだ。未曾有の災害や戦争が起きたら、真っ先に死ぬタイプだ。
結局身支度に三十分かかり、会社には一時間半も遅刻し、半休扱いにしてもらうことにした。やれやれ。
いい大人が恥かしい、という解釈も出来るが、大人だって人間なんである。人だから弱点はあるのだ。
弱点を克服しようとするあまり、別の部分に皺寄せが来ることもある。
無理はしない。それ私の信条だ。