花のチカラ

街を歩いていたら、花キューピッド主催のジャパンフラワービジネスショー(参照)というのをやっていた。
植物を使ったオブジェが、アーケードの両側にずらりと並んでいる。

突如現れたオブジェに道行く人々が立ち止まり、眺めている。写真は人ごみが切れたところを狙ったので閑散としているようだが、どうしてどうして盛況だった。もっと撮りたかったのだけど、人が多くて撮りきれない。
オブジェを作っているのは花屋の店員さんらしい。ほぇ〜、お花屋さんって造形の心得がある人が多いのかな。全国大会の予選ということだったけど、いわゆるアーティスト系の人たちの作品かと思うほど全体的にレベルが高い。
蔓や流木は言うに及ばず、木材やMDF材、鉄や厚手のプラ板まで使われている。この技術力には瞠目。

特に目をひいた真っ赤な箱体。和紙を重ねて長方体にしているようだった。ぱっと見、浮いているように見える。粘って撮ってみた。


それにしても仙台の街って、こういうのがまったく浮かない。街を歩いている人も驚くでも無視するでもなく、普通に楽しんでいる。地方都市のならい*1で日頃からイベント事は多いし、馴れているんだな。街全体を使って何かしようとする動きはここ数年でだいぶ定着してきた気がする。
さて、次はジャズフェスかな。

*1:町おこし、活性化の類ですな。