干乾びる

顔が乾いて乾いて仕方ない。
スプレー式の化粧水を事務所の机の中に常備していて、ときどきプシュッっとやっているのだが、とても追いつかない。いわゆる乾燥性過敏肌というヤツなんだが、座って仕事していて顔がつっぱってくる。帰る頃にはカサカサのムケムケで、優しい人ならいたたまれなくて目を背けてしまいそうな可哀相な人状態である。
身体は服で隠れるので何とでもなるが、顔はメクサくて*1どうにもならん。
日焼け止めの下にはとろみのある化粧水のほか、クリームまで塗っている。日焼け止めにしろファンデーションにしろ、早い話が粉じゃん? 粉ってたいがい水分を吸って更に揮発させるものだよね? その粉をまんべんなく顔中に塗り広げているわけだ。そりゃ乾く。
しかしどうしてもしょうがないときはスッピンもやむなしだが、できれば普段は化粧したいのだ。どうしてかというと、人間見た目が九割だからだ。それに成人女性は公式の場では化粧するのがマナーなわけで、つまりどういうことかって、三十女がスッピンで歩いているときときちんと化粧しているときとでは、周りのそれこそ行きずりの初対面の店員も通行人も態度がはっきり判るくらい違う。アイメイクまでくっきりバッチリしなくても、たとえ薄くてもファンデ塗っただけでも化粧はしているほうが外を歩くのは気が楽なのだ。
こうなったら困ったときの椿油しかないか。油分より水分が足りなくて困っているんだがなー。
冬本番より春先のほうが乾燥がきついんだな。
休み明けから椿油を試してみよう。

*1:変換で出てこないところをみると、方言か。「目臭い」だと思うが、見た目が悪い、身だしなみが悪い、みっともないの意。目に入るものがクサい匂いのような、という表現は錯綜していて面白いな。