- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2007/09/26
- メディア: UMD Universal Media Disc
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決めポーズもいちいちくどいくらいキマり、ひとつひとつのシーンがイラストのようにとにかくカッチョイイ。血飛沫すらカッチョイイ。
そして女も強くタフである。私のうろ覚えのイメージによると、この時代の都市国家では政治の表舞台は男性のものだが、女性にも意外と発言権があったような気がする。男根主義の権化のように思われるスパルタでも、母性は大事に扱われていたと思った。作中でも描かれていたが、女性も準戦士として鍛えられていたんじゃなかったっけ。すんごく曖昧な記憶だけど。まあ、人口がそう多くない時代にいろんな理由で人がばたばた死ぬような状況で、男だの女だの分けるの言うこときかねぇのとごちゃごちゃ言ってたら、社会自体が潰れてしまいそうだよな。
例外はあるものの出てくる人物のほとんど誰も彼もがマッチョばかりである。モブシーンでもとにかくマッチョマッチョなので、なんか観ているうちに人間は腹筋が割れてるのが当たり前のような気分になってくる。まるでヤクザ映画を観た後に肩をいからせて歩いてしまうような、ストレートかつ単細胞な勢いがそこにはある。