止められない止まらない

おもちゃはゴチャゴチャ弄るのが好きだ。そのまんまでキレイなものって、単なるモノでしかない。どんなに美しいものを手に入れても、身につかないものはあまり触らないまま埃を被っていく。身を飾る流行のブランド物にそれほど興味がないのは、こうした性向のせいもあると思う。実用品としては興味あるけどな。
いっとき眺めてそのまま古くなったらあっさり流すのがなんだか寂しい。そうして好きなものへのまさに『好きだ』という心躍るわくわくする気持ちすら、あっさりなかったことにしてしまうのが。結局は自己満足と自己愛なのだ。
ただやっぱりモノはモノでしかないのも確かで、弄るだけ弄ったら飽きて次にいっちゃったりもするんだけどな。そこらへんはモノは道具だから、使い倒してナンボだと思っている節もある。お金も道具、常識も道具、知識も道具。法律が万人が生きるに当たって絶対正しいわけではないのは判っているし、古い常識が現代にそぐわないことがあるのも判っている。それはケースバイケースで基準などない。その都度、自分の頭で考えて身の回りのことには決断を下していくしかない。
何故そうなっているのか。どうすれば動くのか。すべては有機的に繋がっている。