そういえば横浜はダイヤモンド地下街にいつの間にかカレー名店会なるものが出来ていたのである。
なんでも東京にある人気店のカレーが一堂に会していて、それを食べさせてくれるらしい。
横浜というところはラーメン博物館やらいまはなきカレーミュージアムやら、こういう名店集めが好きみたいだな。などと判ったようなことを呟いてみたが、調べてみるとこの名店会はお店が自主的に集まって結成されたもので、1号店は有楽町にあるらしい。
メニューは1種類から選べるようになっているが、どうせなら出来るだけ種類を食べてみようと、全6店のせを頼んでみる。
エチオピア（神田神保町）の名店会オリジナルポークカリー、デリー（銀座）のバターチキン、トプカ（神田）のインド風ポークカリー、ドンピエール（京橋）の道産牛肉使用ドライキーマカレー、ビストロ喜楽亭（三宿）のビーフかれー、本郷プティフ（本郷）の欧風コーロカレーが一度に味わえるプレートである。これにライスがひとつ付いてくるが、ひとりではさすがに多い感じ。我々はふたりで行ったのでこれひとつにライス追加してシェアして食べたが、ちょうど良かった。
同じカレーでもそれぞれ違うものだな、というのがこれほどはっきり判るのも面白い。どれも美味しかったが、バターチキンが一番好きかな。ちょっと中毒性ありのチキンカレーに似ていると思ったが、もともとこれをイメージしたレシピだったんだろうか。しかし肉がほどけるビーフかれーも捨てがたいし、インド風ポークカレーもしっかり辛くて美味しかった。また行ってしまいそうである。
