FIMO:アジアアロワナ

半透明の粘土を眺めていて、ムラムラきたのでとりあえず作ってみた。

ざっぱーん。ずんぐりむっくりだが、あくまでもアジアアロワナである。こいのぼりではない。中国では「龍魚」と呼ばれるお目出度い魚なんである。

反対側。

後ろ。

下から。

正面顔。

爪楊枝と大きさ比較。
半透明に色を混ぜると透明感が出るので、水生生物に独特のぬめりというかマットじゃない色合いを出すのに適している気がする。両生類もイケそうだ。しかし出来てみたらカマボコのようで、妙に『美味しそう』に見えるのは何故だろう‥‥。
そういえばフィモは売り場では『スイーツのミニチュアを作ってみよう!(大意)』というポップとともに、食べ物をかたどった出来上がり見本が並べられていることが多い。もともと口に入れたくなるような質感がウリなのかもしれない。ついでにいうと、お子様が間違って食べちゃっても大丈夫、というのもウリのひとつらしい。
ところで私は食玩やフィギアの類を集める趣味はなかった。海洋堂のアレも手にしたことはあるし、そんなときは『スゲーなー』とマジマジ眺めたりしていたのだが、不思議と欲しくなったりはしなかった。まあなんだ、どっちかというと質実剛健なのが好きなもんで、小物を飾る習慣がないのだな。
しかし自分で作ってしまうと、なんとなく捨てられなくて始末に困ったりする。えーと、こういうのってみなさん、どうされてるんだろう。適当にパソ周りなんかに置いたりしているんだろうか。金具つけて壁に並べて吊るそうか。