映画:ダイ・ハード/ラスト・デイ(監督:ジョン・ムーア)


初めのカーチェイスが非常にダイハードのむちゃくちゃなおっちゃんらしくて楽しくなってしまった。ああうん、このテキトーな感じがいいんだよなぁ。深く考えない。後先見ない。いつでも無駄口叩いて正面突破の単細胞。そりゃ女房にも逃げられる。悪い意味で男らしい。大好きだ。
長い年月で溜まった放射能だの中和ガスだの、小学生の妄想か。その中和ガスの中身は何だ、引火性なのか。どういうことだ、粉塵爆発なのか。などと言い出したらキリがない。そういえばダイハードといえば1でもダクトの中走ってたよなー。地下じゃあるまいしあんな上階でどんだけデカいダクトだよ。だいたいダクトって全ネジで吊ってるだけだから、あんな重量級の大男が中でドタバタ暴れたら落ちるっつーの。などと突っ込んではいけないのである。これはギャグなのである。それをいったら初めからフィクションなんだから、話が成り立たなくなるのである。
目をキラキラさせてる子供を騙くらかすオヤジのホラ話みたいなものなのだ。頭空っぽにして楽しめばいい。