回復報告

仕事はひとつ終わったと息をつく暇もなく被り気味で次が始まっている。しかも初っ端から波乱含みで行き先に暗雲が立ち込めている。あるのだ、どうもすんなり事が運ばず何事につけ引っ掛かる現場というのが。かしこみーかしこみーご安全にぃー。
あれから食欲はすっかり戻っていまでは元通りである。普段の半分以下の食事量で5日間ほど、その後も控えめで1週間ほど過ごしたが、体重はほとんど変わっていない。気持ち減ったような減らないような誤差の範囲内で現状維持。あれほど苦しい思いをしてもコレか。
世にはびこるダイエットってこんなに辛いものなのか。多くの人がやっているから自分も楽にやれるだろうと甘く見ていてしっぺ返しをくらったのは、自動車免許を取るときの教習所通い以来である。どうにか卒業したが、あれもなんだかしょっぱい思い出だった。そりゃあビジネスになる隙もあるってもんだ。ところで精神的に追い詰められて数日間食べられなくなっても減らないということは、もっと過激なことをしなければ目標は達成できないわけで、もしかしてダイエットって物凄く心身に悪いんじゃないのか。
と捲くし立てたら「それはなんか違う。普通は食べなければ減る」と否定された。
てことは私の身体の恒常性がバケモノなのか。私とは何者か。ミドリムシかなにかの集合体だったりするのか。自覚ないけど。
振り返ってみると成人してこのかた、体重が目に見えて減ったのは病気したときと手術に加えてその後しばらく流動食だったときだけである。いつの間にか減ってたのは、仕事を掛け持ちして更に通学していたワープア時代と、その後のなかなか出ない給料に物凄いストレスを感じつつ過ごした時期だ。この頃は食べても食べても太らなかったっけ。
あー‥‥なんか見えた気がしたね。恒常性をバケモノにまで鍛えたのはこの越し方か。じゃあ、しょうがない。どうせなら太る前にも恒常性を発揮して欲しかったけど。