私の定位置の印である長座布団に、穴が開いた。正確にはカバーに、だが。
擦り切れたシーツを小間切れにしてはぎあわせて作った*1ので、座布団カバーは布地としてはいわば第二の人生である。生まれた瞬間からくたびれているのだから、いつまでも長持ちしてくれというほうが間違っている。
しかし、世の中とはうまく出来ているもので、古いシーツを使った古い座布団カバーに穴が開く頃には、新しいシーツが古くなって真ん中だけが小汚く擦り切れてくるものだ。
世代交代とは、こういうことか。
豚さんと一緒。
*1:パッチワークとも言う。