もともと社長の他に社員がふたりしかいなかったところを、昨日書いた事情で先輩が辞め、間髪入れずに私が辞めると、会社には社長ひとりしかいなくなってしまう。資材もあるし、また雇えばいいじゃないかといっても、一からまたひとりでやり直すのは骨が折れる。会社経営以前に問題も山積しているし、今はそれどころじゃないだろう。これから借金を法的措置でもってビシバシ取り立てられることを考えると、新たに社員を雇って手広く始めるのは無理がある*1。
そんな感じで消去法で選択すると、これを機会に個人事業にするしかない。今月いっぱいで会社の規模を縮小するというのは、そういう意味だ。もっとも、あの社長がきちんと手続きするとも思えないので、登記上はずっと有限会社のままだろうが。
つまり私が辞めれば、自動的に縮小。あとはひとりで借金返済するなり、精々頑張ってね、だ。
一応、昨日の時点では今月いっぱいという話だったけれど、社長は堪え性がないので、いま目の前にある仕事の目途がついたら「もう来なくていい」と言いだす方に一万点。向こうが言わなくとも、仕事が片付いた後まで出社する意思は、私にはないが。
というわけで、今日はまだ仕事をしている。
とにかく方針が決まって私はスッキリした。おかげで昨夜は久しぶりにゆっくり眠れたし、あとはやることをやるだけだ。そこにいる社長はそれどころじゃないだろうが。さっきも弁護士事務所に行ってたし。
これから退職後に貰わなくちゃならない書類などの打ち合わせで、行政書士さんから電話がかかってくる予定だ。社長に任せていたらいつになるか判らないので、自分でできるところまで処理しておくつもり。
追記
今日の帰りがけに、
「昨日は辞めるって言ったけど、辞めるか辞めないかどっちでもいいからな」
と、ボソッと社長に言われた。
ぎゃあああ〜、なんじゃそりゃああ〜〜！
有言不行なのはいつものことだし、それを利用して早めに辞めようと思ってたのは確かだが、そっちかよ。
自分がどれだけ人道にもとる行為をしたか、全然判ってないんだな。これだけの事を見せつけられて、私には給料遅延以外の実害はなかったとしても、ズルズル居続けるバカがどこにいるよ。つか、給料が遅れるだけで充分辞める理由になると思うんだが。やっぱりコイツ、頭オカシイ。絶対、変。
すぐに辞めなかったから、甘く見られてるんだろうか。丸め込めると思われてる？
うぅ、明日行きたくなくなってきた‥‥。
*1:この社長のことだから無理でもやりかねないが、昨日の話ではそういうことだった。それが嘘でも私が辞めた後のことまではどうでもいいが。
