コーヒーと煙草と本と引越し

荷物の積込みも無事に完了し、一晩置いてその後を追って私も移動中である。相変わらずバスだが、トラックよりは二日ほど先に着く。聞いたところによると引越し屋さんは長野を経由するらしい。ご苦労さんです。
今日はさすがに他に泊まって、明日から入居だ。洗濯機が届いたりガスの開栓に立ち会う合間を縫って明日中にマットレスを買わねば、一晩は板敷きに直で寝ることになる。頑張れ私。風邪ひいてる場合じゃないぞ。なんか咳が出るのだ。


ところで私はニコチン中毒でカフェイン中毒である。どちらも切らすと怠惰で横暴な人になる。煙草はポケット灰皿がひとつあれば出先でもなんとでもなるが、レギュラーコーヒーは意外に面倒くさい。缶コーヒーやインスタントではダメなのだ。
それも外で飲めばいいようなものだが、起き抜けから寝る直前までとりあえず一杯飲みたいのが常習者であり中毒者である。家でコーヒーが飲めないのはいかにもつらい。
そこで上からお湯を注げばお手軽にレギュラーコーヒーができる、一杯分の豆とフィルターがパックになっている商品*1を、小さな電気ポットと一緒に明日の午前中に着くように日時指定の宅急便で送っておいた。
引越しも安い便を使うと日時がかかり、なにかと手間もかかるものである。その前に引越しのときぐらい我慢しろという冷静な声が聞こえてきそうだが。
ちなみに私は入院したときも、この手の品を携えて臨んだ。
酒と煙草と男と女という歌もあるが、アルコールはまだなくても平気だ。いや、本当に。飲むのは好きだけど。この世からなくなったら哀しいけど。たまにひとり酒もするけど、飲まなくても手は震えないって。

*1:つまり”ドリップオン”とか”モンカフェ”とか、そういうやつだ。