外食:「割烹 さいとう」

ついでに上野へ天才の仕事を見に行く計画だったのだが、同居人も見たいというので一緒に出かける。
歯医者の予約は昼近い午前中だったので、「お昼を食べる美味そうな店を探しておくこと」と指令とともに彼を放ち、その間に私は優雅にオーラルケアを受けに行った。
一時間半後に落ち合ったら、「近くになんだか人が並んでいる定食屋があった」との報告だったので、そこへ繰り出すことにする。行ってみると白いちょうちんに「割烹 さいとう」と書かれた、しかし割烹という割に気取らない居酒屋のようなお店である。(参考
私が頼んだうな重も彼が頼んだマグロぶつ切り定食もどちらも八百五十円とリーズナブルながら、盛りが良くて美味しい大当たりなお店であった。行った時間は昼時を少し外していたのだが、待ちはそれほどなくとも全然客足は途切れなくて、店内は常に相席で満席状態だ。
こりゃ多分、我々が知らないだけで結構知られたお店なのだろうなと思い、あとでググってみたら案の定テレビその他で何度も紹介されていたらしい。
しかし惜しむらくは看板メニューであったらしい海鮮丼を、ふたりとも頼まなかったこと。次回は八月に行く予定の歯医者だが、またついていく、と同居人はすっかりその気である。