三連休とラーメン

三連休は風邪をひいていた。背中の筋肉が痛い。風邪薬は対症療法で症状を抑えるだけ。結局は身体が細菌に打ち勝つまでは治らないんだよなー、と思うとよほど酷くならない限りはビタミン剤だけで乗り切ってしまう。
そしてなんとなく食べたくなるのが、私の場合は麺類、とくにラーメンだったりする。それも透き通ったあっさり系ではなく、いろんなものが溶け込んでそうなどろどろのこってり系を食べるとあったまる気がする。自分でお粥を作るより外食したほうが楽だし。
子どもの頃はラーメンが嫌いだった。母の料理は基本的に美味しかったが、何故かインスタントラーメンは作るのが下手だった。そして滅多に外食をしない家だったので『ラーメンとは不味いもの』という私の固定観念が覆されるには、長じてからつきあいで外食するのを待たねばならなかったのだった。
ところで風邪も相俟ってあまりの寒さに辛抱堪らず、ホットカーペットを出した。あったかい‥‥プラスマイナスは偉大だ。