- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2000/03/24
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脳内のチップに情報を記録し運ぶことを生業としている記憶屋ジョニーの最後になるはずだった仕事が、人類存亡を掛ける闘いにジョニーを巻き込んでいく。ビートたけしの出演で話題にもなったキアヌ・リーヴス主演の近未来サイバーパンク作。
ウィリアム・ギブスン原作脚本。
キアヌ・リーブスv.s.たけしのサイバーパンクアクションである。ふたりとも若い。
原作のほうは未読だけど同じ作者だからか、観ているあいだずっとニューロマンサーを思い出していた。情報を扱う男、女用心棒、アンダーグラウンドでドレッドヘアの頼りになる仲間たち、ネット上の亡霊。身体には思い思いの強化手術が施され、千葉シティも出てくるし道具立てが似てるのは、そういうもんなのか。
画面はバブルという名の泡沫っぽさがたっぷりで、安っぽいっちゃ安っぽい。ネクタイは細いし、特撮も凝ってないし、狭い水槽でイルカちゃんに被り物を被せて「キュルルルル〜」とか、いまだったらグリーンピースから苦情が入りそうだ。
だが、妙に格好好い。ああ、いいもん観たな、という気がする。