週末(にまとめる)日記

嵐の次の日は無茶ブリされての残業でへろへろになり、続く次の日は突発的なゴタゴタに息を詰めて頭を低くしてやり過ごし、明けては急遽舞い込んだ依頼に通常業務を中断して関数とくんずほぐれつしていたらもう飲み会の時間である。ああ、なにもできてないのに今週も終わっていく。やりたいことは遅々として進まず、買い物に行っても目当てのものは在庫がなく、仕方ないのでネット通販で材料を頼んでもいつ来るのか来ても受け取れるのかぐずぐずしているうちに1週間など疾風のようにザブン‥‥と波を被ってどんぶらこっこ。もういいや、関係ないけど、春になると明るい色彩のお洋服が欲しくなるから買いに行こ。
私にとってくだらないことになどかかずらっている暇はないのだ。だけど身の回りには私が思うところのくだらないことがお好きな向きもおられ、趣味は人それぞれだから内容についての文句は言えねども、巻き込まないでいただきたいと声を大にして言いたいことがひとつふたつひらひらり。積もる火の粉は早めに払わねば互いに溶解しひとつになって身動きできなく固められてしまいそうで息苦しい。どーでもいいと魔法の呪文を叫び振り払い脱兎のごとく人の輪を抜け出して、さてだったらどこでどうしようと思う算段があるわけでもなし、悪路を掻き分け踏み越えるだけで疲労困憊どこにもたどり着けない。
そんな毎日である。